ヨガの練習で大切なこと


ヨガのアーサナを練習する時は常に、“今、この瞬間”に意識を向けることを大切にします。自分の中へ深く深く入っていきます。
呼吸を一定に、穏やかに保つことはそれを助けます。

考えるのではなく、そのままの自分を見つめ、感じることを大切に。
決して無理はせず、その時々、ちょうど良いバランスを楽しみます。


アーサナを行なっているので、身体のことはもちろんですが、時にはヨガとは関係のない様々な感情が浮かんで来るかもしれません。

出来事は全て、自分が忘れたことまで刻まれています。
ヨガでは、サムスカーラと言って、無意識の部分にまで残った印象、思考パターンの事をいいます。

それが、そのタイミングで出てきたことに意味がありますが、考えつめたり、反省したり、あれこれ反応はしないようにします。ただ、見つめるだけです。

観察したら、右から左へ受け流すように、手放していきます。
そうする事で、濁った水が透明に近づいていくように、心も身体も浄化されていくと言われています。

濁りで見えなかったものが見え始め、自分の本質に近づいていきます。

美しいポーズをとれることも素晴らしいのですが、ヨガの深まりは、ポーズの上達だけではありません。
心を鎮め、自分を知る過程のためにアーサナがあります。

身体が硬くても、体力に自信が無くても大丈夫です。
変化する過程をより深く、楽しむことができます。

心と身体、呼吸を一つに、自分のヨガを楽しんでいきましょう😊✨